現在、小説はこのサイトと、講談社の小説投稿サイトNOVEL DAYSの両方で公開しています。

 NOVEL DAYSの方がトラフィックが多く、新規の読者を獲得しやすいので、今のところそちらに力を入れています。

 新規の読者を獲得のため、NOVEL DAYSの主要ランキング・カテゴリで、だいたい目立つところにいることを目指しています。

 少しだけ手かずがいりますが、以下のステップで応援してもらえるとうれしいです。

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 ・作品ページ『アルス・マギカ
 ・作品ページ『旅行記・海の中へおいでよ

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 これでおそらく全部かな。

 感想などはNOVEL DAYSの方の「ファンレター」システムがあるので、そちらにお願いします。

 小説の更新はNOVEL DAYSが先、1週間ほど空けてこちらです。

 また『旅行記・海の中へおいでよ』は、とりあえずNOVEL DAYSのみの公開です。

 

 何年も前に物語をまとめ終わって、そのままずっと手の中で温めていた小説をきちんと文章にして、オンライン小説の形で公開することにした。

 仕事が忙しくて、本当にやりたいのに、ずっと放りっぱなしになっているものが幾つもあり、創作活動として「書く」ということはその一つ。絵を描くというのがもう一つ。

 いろいろ思うことがあって、生活を整理して無駄を省き、そのための時間を作ることにした。

 今でも支えになっているのは、北米先住部族(ネイティブアメリカン)の師父[グランドファーザー]ヘェメヨースツ・ウルフ・ストームとそのパートナー、ホワイト・スワンといっしょに過ごした時間。

 二人が保持する器の中で、「書く」という作業のプロセスについて、そして「書く」ことを通して「伝える」ことの重要さについて、改めて思い出した。

 何はともあれ、久しぶりに戻ってみれば、創作活動として文章を書くのは、やはり純粋に楽しい。

 

 ディオン・フォーチュン、翻訳の推敲作業中。

「儀式魔術とは、精妙な領域[エネルギー・レベル]における治療学であると定義できる。もちろん、衛生学の知識なしに治療を行うことは健全でない。そしてこの領域での衛生学は、倫理なのだ。多くの秘教の実践者により犯される過ちは、パワフルな変化を引き起こす魔術的行動を、倫理的正しさという衛生学を併用することなく行おうとすることだ。」 

 

「エジプト人は知識について直接語ることをせず、
それを芸術や彫刻に組み込んで、
その効果が感情に働きかけるようにした」 
ジョン・アンソニー・ウェスト

 一般にはあまり区別されていないが、「魔術(Magic)」と「魔法(Witchcraft)」は別物。「魔術師(Magician)」と「魔女(Witch)」も全く別物(性別の違いだけではない)。 

 ディオン(ダイアンと日本では書かれる)・フォーチュンもW・E・ バトラーも指摘しているが、現代に残るもっとも典型的でわかりやすい魔術の典礼儀式はカトリックのミサ。

「魔術を実践できるためには、神の存在についての揺るぎない確信が必要だ」
W・E・バトラー(未発表の遺稿から)

「精神的な進化は、厳しく道徳律に従う者にのみ可能である。入門者が
道徳的真理と徳について十分に理解したと教師らが納得して初めて、
自然と科学の隠された神秘について学び始めることが許される……
しかしフリーメイソンにおいて特殊なのは、この道徳的真理と徳についての
レッスンが、教訓的な言葉よりも、おもに寓話と象徴を通して教えられることだ。」
J・S・Mワード『フリーメイソンの道徳的教義』

「エジプト文明は、原始的なものから段階的に発達したのではない。
それは遺産なのだ」
ジョン・アンソニー・ウェスト

 

 ヨーロッパに向かう飛行機の中で読んでる本『Aleister Crowley and Dion Fortune — The Logos of the Aeon and the Shakti of the Age』(アレイスター・クロウリーとディオン・フォーチュンの比較伝記) 

 アレックス・サムナーのディオン・フォーチュンの小説についての批評を読む(Journal of the Western Mystery Tradition)。

 よくまとまって、バランスのとれた分析だと思う。

 「フォーチュンの小説中では、イニシエーションや魔術の訓練を受けていない
普通の人間がパワフルな魔術を行うように描かれているが、これは何よりも
明らかに小説としての仕掛けである」 アレックス・サムナーA

 

 3年半ぶりにフィレンツェに戻る。

 何はともあれ、大好きなサンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の大聖堂)に。

 昔フィレンツェに半年ほど滞在した時も、数えきれない時間をここで過ごした。

 幾世紀を経てなお壮麗なドゥオモ(大聖堂)の空間で時間を過ごしていると、失われたアルケミーの知恵を西欧に呼び戻すのに、メディチ家がどれほどの役割を果たしたかが、歴史の重みとともに思い出される。

 何時間でもここに座っていたい。

 

「エジプトは天の鏡」
(『ヘルメティカ』)

「プラトンは後回しでいい。先に『ヘルメティカ』を訳してくれ」 

コジモ・ディ・メディチ

 そしてパリはエジプトの鏡。

 今回はパリでも調べもの。

 グラハム・ハンコックとロバート・ボーヴァルが指摘していた、パリの「魔都」度を確認。

 ルーブルの敷地のピラミッドは見事にオリオンの三つ星配置。

 中心のピラミッドから、カルーゼル凱旋門を通ってコンコルド広場のオベリスクまでの線は、ルクソール神殿の映し鏡。

 パリのノートルダム(Notre-Dame=我らが聖母)大聖堂が、イシス信仰につながるものであることも確認。

 無数のステンドグラスにまぎれて、月をいただく聖母の像。これは南ドイツの「黒い聖母」伝承のある教会を回った時にも見た。

 「Sáncta María, Máter Déi(聖なるマリア、神の母よ)…」という聖母への祈祷は、とても意味深い。


 ワシントンDCで働いていた頃、よくダウンタウンの地下のフードコートで書き物をした。

 近隣のオフィスビルで働く、ぱりっとしたスーツ姿の官僚や政治スタッフと、あらゆる国からの出稼ぎ移民が渾然と空間を共有するあの雑踏。今でもとても懐かしい。

 あの頃は仕事の合間に時間を盗んで、『独立州クロニクル』の原形になるものを書いていた。