何年も前に物語をまとめ終わって、そのままずっと手の中で温めていた小説をきちんと文章にして、オンライン小説の形で公開することにした。
仕事が忙しくて、本当にやりたいのに、ずっと放りっぱなしになっているものが幾つもあり、創作活動として「書く」ということはその一つ。絵を描くというのがもう一つ。
いろいろ思うことがあって、生活を整理して無駄を省き、そのための時間を作ることにした。
今でも支えになっているのは、北米先住部族(ネイティブアメリカン)の師父[グランドファーザー]ヘェメヨースツ・ウルフ・ストームとそのパートナー、ホワイト・スワンといっしょに過ごした時間。
二人が保持する器の中で、「書く」という作業のプロセスについて、そして「書く」ことを通して「伝える」ことの重要さについて、改めて思い出した。
何はともあれ、久しぶりに戻ってみれば、創作活動として文章を書くのは、やはり純粋に楽しい。