少し油断していたら1月も半ば過ぎ…….。
まあそれでも小説の方は書き進んでいて、『アルス・マギカ』も3分の1くらいのところに来た。
私見では、少なくとも夏を過ぎるまで世間の状況は落ち着かず、移動の自由も回復しないと思うので、それまでに『アルス・マギカ』を一応の完結までもっていきたいと思っている。
「火と風」の章は、それ以前の章に比べて執筆スピードが速かったが、その分、文章が完全には研げてない。時間があればエピソード的にももう少し広がりそうなのだけど、とりあえず今は流れに乗って先に書き進めていこうと思う。
そして完結までいったら、また戻ってきて手を入たり、イラストを加えていく感じ。そういう作業は『独立州クロニクル』の方と平行してでも進められる。
「火と風」の章の終わりの方のエピソードは、正直、迷った部分もある。
マリーの背景を書いてしまうか、それとも公開する小説としては、読者に理解しやすい「アメリカ風のアルケミスト」としておくか。
ただ部族(ネイティブ・アメリカン)文化とのつながりは、マリーという存在の全体(彼女を作り上げているもの)のまぎれもない一部なので、それを「わかりやすさ」のために切り離すのは止めようと決めて、書くことにした。
なおマリーの背景は、最初の頃から記述に含まれている(七面鳥の羽をビーズでかがったり)。
ようやくセレスティンの扉絵が描けた。背景に雲を描いて薔薇色に染めたら、ローズクォーツみたいなテクスチャーになって、なかなかよい。
薔薇のつるは、タローカードの大アルカナ「THE WORLD」の輪をイメージしている。時間が経ったらもう少し描き込むかもしれない。